MAZDA3の18XDと20Sでは税金による価格差がどれぐらいあるのか?(ディーゼルとガソリンの価格差)
マツダのディーゼルを購入する際に悩むのは、ガソリンモデルとの価格差ではないでしょうか。純粋な価格差で言えば、(高い)ディーゼル>ガソリン(安い)がすべてのマツダ車で当てまります。
しかし、ディーゼルにはエコカー減税が適用されるので純粋な車両価格だけでは比較できないところがあります。乗り出しの価格差、1年乗った時の価格差は実際のところどれぐらいあるのかというのを調べてみました。
今回は、自分が乗っているMAZDA3を例として調べました。CX-3,CX-30も同じエンジンなので基本的に同じです。
目次
減税される税金の種類
重量税(購入時・車検時)
重量税は、自動車を新規取得した際と車検時に課税されます。金額は、エコカー外であれば36,900円かかりますが、MAZDA3ディーゼル(XD)は免税のため0円となります。さらに、初回車検時も重量税(24,600円)が免税されます。購入時と初回車検を合わせて61,500円の減税です。
重量税については、過去記事で書いていますので見てください。
ちなみにMAZDA3 2リッターガソリン(20S)は、エコカー減税が適用されません。36,900円です。
自動車税 環境性能割(購入時)
環境性能割とは、元々は自動車取得税だったものです。車の環境性能によって、車体の取得価格に0〜3%の課税がされます。
MAZDA3ディーゼル(XD)では、環境性能割は0%です。0円です!
ちなみに、MAZDA3の2リッターガソリン(20S)は、4万円程度の課税がされるようです。(マツダWEBサイト簡単見積の結果)
参考リンク:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/131410.html
自動車税 種別割(購入した翌年)
自動車税(種別割)は毎年5月ごろに納めている税金です。毎年のことなので、ご存知の方が多いと思います。
この自動車税ですが、クリーンディーゼルであれば新車購入した翌年度の税額が、軽減されます。MAZDA3ディーゼルであれば、36,000円を納めないといけないところ、75%程度軽減で8,000円程度になります。減税額は約28,000円です。しかし、この軽減制度は期間限定のようですので、購入時はお気をつけください。
ちなみに、MAZDA3の2リッターガソリン(20S)は、そのまま36,000となります。
参考リンク:https://www.car-tax.go.jp/ecocar/
ディーゼルと2リッターガソリンを比べての価格差
重量税と自動車税(環境性能割と種別割)を合わせて、ディーゼルは130,000円程度安く済みそうです。
ディーゼルと2リッターガソリンの車体価格差は大体28万円なので、税金の差を考えると実質15万円程度の価格差といえます。
それに加えて、燃料面でのランニングコストもディーゼル有利なので、案外ディーゼルとガソリンとの価格面での差は小さいんではないでしょうか?私はこの価格差を考慮してディーゼルモデルを選びました。
ただし、価格差だけでは比較するのは少し短絡的で、乗り心地などもガソリンとディーゼルでは変わってくるので試乗等もして選ぶことが大切だとも思います。
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