MAZDA3に1年乗った感想「毎週洗車したくなる車」
今回はMAZDA3を実際に1年乗ってみてどうだったのか。書いていきます。
新車で購入しましたが、走行距離は1万キロを超えてきました。
結論から言うと、買ったことに後悔することになくかなり満足感の高い買い物ができたと感じています。非常に素晴らしいということですね!
どういうところが良いのか、または不満かというのを書いていきます。
目次
乗っているMAZDA3
自分が買ったMAZDA3は、MAZDA3 FASTBACK XD PROACTIVE Touring Selectionの2WD、ポリメタルグレーです。メーカーオプションは360度セーフティーパッケージとBOSEサウンドシステムをつけました。
ディーラーオプションについては、フロアマットとか細々したものでほぼ最小限です。
エンジン:1.8Lディーゼル
グレード:PROACTIV Touring Selection
駆動方式:2WD
カラー:ポリメタルグレー
オプション:360度セーフティーパッケージ、BOSEサウンドシステム等
これで乗り出しが330万円ぐらいだっと思います。
簡単ですが、私が乗っているMAZDA3の仕様でした。
買って良かったと確信できる点
全く飽きない外観
外観のデザインはこの車の一番の魅力だと今では思っています。購入する決めてになったのは内装の質感の高さだったので、外観に関しては「なかなかいいじゃん!」ぐらいにしか思っていなかったんですが、自分の車になったらめちゃくちゃ良いエクステリアだと思うようになりました。
1年経っても全く飽きませんね。毎回車を降りると2度見したくなるようなカッコよさがあります。それだけに、車が汚れていると洗車したくなってしいます。洗車した方がよりカッコよく見えますからね笑!
納車したてのときは、最初だけだろうけどなるべく毎週洗車するようにしようと思って頑張って洗車していました。がしかし、今では洗車したいー!と思うようになってきて毎週欠かさず洗車するレベルになりました。それぐらいに外観は魅力的です。この外観が苦手な方もいるかもしれませんが…人それぞれなので。
個人的に好きな部分としては、サイドのぬるっとしたところ。それからぶっといCピラーの下にあるホイール。ヘッドライト等々がかなり好物です。
他の車には見られないシンプルで洗練された内装
MAZDA3を欲しいと思った一番のポイントは内装でした。これだけシンプルなのに質感の高い内装は、他の同じ価格帯の車をどれだけ探しても無いと思っています。それぐらいお気に入りです。
内装のお気に入りポイント
特に好きなのがダッシュボードの形状とマツダコネクトの位置ですね。よくわからないけど、ダッシュボードに段差があってそこにマツダコネクトが配置されているという、不自然にディスプレイが無い感じが気に入っています。
あとマツダコネクトが少し運転席向きに角度がつけられているのもお気に入りポイントですね。なんだかバランスが良く見えます。
少し気になるところ、黒一色気味な配色は問題なし!
全体的に質感はすごく高いと感じていますが、レザーシートを選択しない場合はブラックが多用されています。そのため室内の雰囲気は若干暗く感じてしまうのも正直な感想です。
内装の黒さは苦手な人はいるかもですが、いろいろなところにサテンメッキが使われていて、黒とサテンメッキのバランスが良い感じになっているのでマイナスポイントとまでは感じていません。
長距離移動の疲労感が少ない
MAZDA3の意外な長所と言えるのが、長距離・長時間を運転しても疲労感を感じにくいところです。私はあまりいろんな車に乗ったことがないので、比較はできませんが自転車とキャンプ道具を積んで下道を200km走って行っても、現地で自転車を乗り回してキャンプするのも全く問題じゃないぐらい運転で疲労を感じることが無いです。
もちろん全く無いわけではありませんが、長距離運転に疲れて現地で楽しみ切れないという心配は一切無いですね。
高速で片道200km走って、現地でも100km下道を走ってデイキャンプして帰りは高速200km走行してもそこまで疲労は感じませんでしたね。下道での疲労も少ないですが、高速道路はいくらでも走っていられる気さえします(渋滞がなければ)
こちらの有名なレビュー動画の後半でも、MAZDA3は長距離走行に向いていると言われていますよ。
静粛性の高さ
静粛性に関しては、どの程度静かなのか表現しづらいですが…高速道路100km/hで巡航していても車内での会話にほとんど影響がないぐらい静かです。
ただし、路面のアスファルトが古くてザラザラしている場所ではゴオーーという音が結構聞こえてきますが、そこまでうるさいとは感じないですね。逆に路面が綺麗な場所では、めちゃくちゃ静かです。割と感動するレベルではないかと思います。
マツダコネクトのサクサク感とApple CarPlay
港ではマツダコネクトの評判は悪かったりもしますが、個人的にはMAZDA3のマツダコネクトはかなり気に入っています。
操作がシンプル
タッチパネルに対応していないので、手元のコマンダーですべてを操作しなくてはいけない仕様になっています。これでナビをうまく操作できるんだろうかと納車されるまでは少し疑問に思っていたところですが、いざ触ってみると直感的で良い操作感です。
しかし若干ナビのメニュー画面などは設定項目が多いので、タッチパネルのほうが良いかもと思うことはまれにあります。ただし操作頻度は少ないので、そこまで大きな不満にはなっていません。
もっさり感は皆無
よくマツコネの批判として動作が遅いとか言われていることがありますが、MAZDA3の新世代マツダコネクトは、動作は非常に軽快です。並のスマホと比べてもストレスを感じることはありません。
ナビ画面でマップのスクロールでカクつくことも無く、なめらかなスクロールができるので良いです。
ワイド画面とApple CarPlayの相性は良い
マツダコネクトは16:9でない、かなりワイドな画面です。これが意外とApple CarPlayと相性が良くて、音楽を再生していても良い感じの画面表示になっています。個人的なお気に入りポイントですね。
通勤さえ楽しくなる運転の楽しさ
毎日会社に行くのって嫌ですよね。たぶん私だけでは無いと思っています…笑
そんな嫌な仕事でも、MAZDA3買ってからは通勤だけ毎日楽しみになりました。これって意外とすごいことですよ。
通勤って基本的にはめんどくさくて、できるだけ無くしたいものだと思っていましたが、MAZDA3に乗ってからはもう少し長く乗っていたいなーと思えるほどです。それだけ、運転が楽しくて、車内が居心地が良いということですね。
月曜日の朝なんかは特に会社に行くのが憂鬱になりますが、朝起きて車に乗り込んで降りるまでは憂鬱では無くなるんです。車から降りれば憂鬱な気分に戻りますが笑
音量を無駄に上げたくなるオーディオ(良い意味で)
MAZDA3は公式で動くオーディオルームと言うぐらいに、オーディオにはこだわっているようですが、実際にどうなのかと言われると「音楽聞くために車で出かけたくなる」ぐらいに良いです。
※私のMAZDA3はBOSEオプションを付けています。
購入初期の頃はこんなものかーとあまりオーディオの感動は薄かったというのが正直なところでした。しかし、音量を上げて音楽を聞いてみると「おお?」って感じで、音割れがぜんぜんなくてすごく良い感じに聞こえたんです。さらに、低音が聞いている曲(わかりやすいのはPerfumeとか)を聞いてみると、低音のひびきがなかなかすごくてテンションが上がってきます。
テンションが上がってくると、無駄に音量を上げてしまうことになります。笑
取り回しが意外と良い
納車してしばらくして、MAZDA3に慣れきたときに気づいたんですが取り回しは意外と良いです。前に乗っていた車がデミオで、MAZDA3に比べて車幅が10cmぐらい違うので乗り換え前は不安でした。
でも、慣れてみれば大した問題ではなくて、意外とMAZDA3も小回りが効いて狭い道でも十分に走ることができます。ちなみに最小回転半径は5.3mです。
購入後に感じた不満足点
発進加速のもっさり感
ディーゼルエンジンだけが、イマイチなポイントだと思います。発進加速がもっさりしていまいます。
停車状態〜45km/hぐらいまでの間がもっさりしてる感じがします。6速ATが1速から2000rpmぐらいでシフトアップしていくんですが、2速2000rpm30km/hぐらいからシフトアップして3速1350rpm30km/hあたりからの加速が特にイマイチです。
ギア比の問題とディーゼルエンジンの低回転トルクが弱いのが原因だと思いますが、アクセルを強めに踏み込んで加速すればそれなりに満足できる加速感はあります。それにもっさり加速も慣れてしまうのでストレスにはならないと思います。
路面の悪い場所でのゴツゴツ感
これもディーゼルエンジン搭載車に顕著らしいのですが、路面が悪い道を走るとゴツゴツと突き上げられるのが気になります。
綺麗な路面を走っているときは素晴らしく乗り心地がよくて、ロードノイズもものすごく静かです。しかし田舎のツギハギだらけの悪い路面を走ると、ゴツゴツをあまりいなさずにモロに突き上げてきます。
路面状況をドライバーに伝えるという意味では優秀ですが、長時間そのような路面の悪い道を走るとかなりのストレスになります。ただし、普通はそんなに路面の悪い道を走ることはないと少ないと思うので、少し我慢すれば大丈夫です。
対策としては、リアタイヤの空気圧を少し下げてやると少し改善されます。リアタイヤの規定圧が250kPaとかなので、230kPaとかそれぐらいに下げてやると少しゴツゴツ感がマシになる気がします。
内装のビビリ音
内装が非常に気に入っているMAZDA3なんですが、残念ながら自分のMAZDA3はビビリ音が結構してきます。
常にビビリ音がしているわけではないんですが、エンジン回転数2000rpmぐらいでダッシュボードあたりカタカタカタと細かい振動音が響くことがあります。静粛性が高いだけに内装のビビリ音はすごく気になるポイントです。
内装のビビリ音問題は購入して気づいた一番残念な点です。今度1年点検に持っていく時にディーラーで見てもらおうかと思っているんですが、今はあんまりビビリ音がしていないんですよね笑
なんか良い改善方法があれば教えて下さい。
購入前からわかっていた弱点
後方視界が悪い
後方視界はエクステリアのデザインから見て分かる通りかなり悪いです。後方視界の悪さによって怖い場面は、高速の合流と左折時の巻き込み確認時ですね。高速の合流では死角に車がいないか不安は結構あります。
しかしながら、ブラインド・スポット・モニタリングも標準装備ですし、そこまで心配にはなりません。駐車時は360度カメラをオプションでつけていれば後方視界の悪さはある程度カバーできます。
自分は場合は後方視界の悪さは、そこまでネガティブな問題にはなっていないというのが感想です。
後部座席が狭い
後部座席には大人が乗っても大丈夫な程度はスペースがあります。30分ぐらいのドライブだったら不満は出ないレベルです。しかし1時間を超えてくるとちょっとしんどいかもしれませんね。自分は後部座席に乗ったことがないのでわかりませんが…
足回り、頭上のスペースが広くないのは間違いないです。それに加えて気になるのが座面の短さですね。座面が短いので、座っていても支えられている感は少ない気がします。しっかり腰を深くかけて座れば問題ないのですが、ダラッと座ると座面の短さは気になるポイントです。
レーンキープアシストが弱い
MAZDA3のレーンキープアシストは車線逸脱時に動作するのが基本で、車線の真ん中を維持している機能は、クルージング&トラフィックサポートをオプションで装着しても55km/h以下でしか動作しません。
最近の車は高速域でのレーンキープ(車線維持)があたり前のように装備されているので、この機能がないのは非常に残念です。納車前からこの機能がないのはわかっていたんですが、この欠点は次の車に乗り換えを考えるキッカケになりそうな気がしますね。(あと数年は乗りますが笑)
ただし、レーンキープアシストが弱いからといって高速道路がしんどいかと言われるとそんなことはなくて、非常に快適に走ることができます。この快適さにレーンキープアシストがあればさらに楽なんだろうな〜という印象です。
まとめるとMAZDA3買ってよかった!
良かった点と悪かった点をまとめると以下の感じです。
良かった点
- 全く飽きない外観
- 洗練された内装
- 長距離移動が楽
- 静粛性が高い
- マツダコネクトが優秀
- 運転が楽しい
- オーディオが良い
- 取り回しが意外と良い
良くない点
- 発進加速がもっさり
- 乗り心地が悪い場面がある
- 内装のビビリ音
- 後方視界が悪い
- 後部座席が狭い
- レーンキープアシストが弱い
個人的にはかなりの割合で良い点が良くない点を上回っています。総合的に見て非常に良い買い物をしたと思っています。
まだ納車して1年ですが、今後もMAZDA3に乗っていて気づいたことなんかを書き残していきます。
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